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はじめに
こんにちは。
今回は私の大好きな星野リゾートに関する旅本3冊ご紹介したいと思います。
温泉✖️星野リゾート✖️本という
好きなものの掛け合わせに浸るのはとても幸せな時間でした。
星野リゾートが気になっている方や
温泉・読書が好きな方にお読みいただけたら嬉しいです。
星野リゾートのおもてなしデザイン
内容紹介
こちらは日経デザイン編集の本です。
星野リゾートが展開する5ブランドそれぞれの立ち位置がわかるように構成されています。
- 星のや:非日常を楽しめるラグジュアリー施設
- リゾナーレ:自然や体験を楽しむリゾートホテル
- 界:ご当地の魅力に出会える温泉旅館
- OMO:ご当地の魅力に出会える都市型ホテル
- BEB:飲み会以上旅未満をコンセプトにした遊び心満載のホテル
の5つのブランド展開があり、それぞれにコンセプトが異なっています。
これらの他にも「個性的な施設」という括りでの施設展開があります。
この本で始めに紹介されているのは、星野リゾート4つ目のブランドであり、都市観光型ホテルの「OMO」です。これまでになかった新しい都市型ホテルが作られた経緯が書かれています。
▼OMOについては過去記事でもご紹介しています▼
また最高級ラグジュアリーブランドである「星のや」の一つで、東京大手町という大都会に位置する「星のや東京」に込められた思いを知ることができました。
大都会の温泉旅館「星のや東京」では、日本の文化体験や本物の温泉を楽しむことができます。
「温泉旅館」という日本文化の継承をするために、世界に通用する温泉旅館を作りたいという思いがあるそうです。そのために、まずは大都会である東京に温泉旅館を作り、インバウンドのお客さんにも体験してもらいたいという狙いがあるようです。
感想「温泉旅館文化の継承について考えさせられた」
私は「温泉旅館」について、あるのが当たり前のように感じていました。
この本を読んで、「温泉旅館」は継承すべき日本の文化であり、そのためには今を生きる温泉や温泉旅館を愛する人が努力していく必要があることに気付かされました。
最高級ブランドの「星のや」はちょっと身の丈に合わなすぎるかなと思っていたのですが、星野リゾートが「星のや東京」に込めた思いを知り、胸が熱くなりました。
星野リゾートが考える、"世界を視野に入れた温泉旅館"を体験するために、星のやにも宿泊してみたいです。
手わざの日本旅 星野リゾート 温泉旅館「界」の楽しみ方
内容紹介
旅ジャーナリストである、のかたあきこさんが著者です。
この本では温泉旅館「界」で体験できるアクティビティ「手わざのひととき」について知ることができます。
「手わざのひととき」は全国各地の界で、さまざまな日本文化や日本の手仕事を知ることができる体験です。職人さんや地元のブルワリーの方と関わりながら学ぶことができるアクティビティになっています。
それぞれの体験について、写真多めに解説されています。
感想「界で知らない日本をもっと知りたい」
温泉旅館の「界」は私が星野リゾートの中で最も好きなブランドです。
界では「ご当地楽」という、スタッフさんが開催してくれるアクティビティがあり、毎回参加して様々な発見を得てきました。
「手業のひととき」は有料のアクティビティで、館外に出向くものもあります。職人さんやアーティストの方とお話しできる貴重な機会で、より踏み込んだご当地体験ができるのが面白いと思います。
この本を読んで、ぜひ次回は静岡県伊東市にある「界アンジン」の「伊豆の恵みで育むクラフトビール」体験に参加しようと心に決めました。クラフトビールの醸造工程を学べる、お土産ビール付きのアクティビティです。
▼こちらの旅本著者との奇跡の出会いについて書きました▼
辛口評論家、星野リゾートに泊まってみた
内容紹介
著者はホテル評論家の滝澤信秋さんです。
1914年の星野温泉旅館の創設から、流行するきっかけとなった事件、星野リゾートが今に至るまでの経緯、環境問題を常に考えてきたことを知ることができます。
物事には両面性があって、ファンになる人もいればアンチになる人もいます。この本ではアンチの意見も含め、多方面から取材しています。
「星のや竹富島」の建設前には、地元の人々が「星野リゾートに環境や文化を侵される」と懸念していたようです。星野リゾートがどのように介入し、その地域の人々に溶け込んでいったかというエピソードも描かれています。
また、星野リゾートはなぜ高価格なのか?についても、代表へのインタビューでも触れています。
さらに巻末ガイドとして、著者が忖度なしに星野リゾートの22施設を採点した評価が載っていて、行きたい施設を選ぶ参考にすることもできます。
感想「安くない分、リアルな発信を届けたい」
この本を読んで、星野リゾートに行った時のワクワクする気持ちは自分にとっては他では得られないものであり、アンチの意見を聞いてもやはり好きであると再認識しました。
また印象的だったのは、星野リゾートは安くない分、初めて行く人にはリアルな口コミを探しているということです。
あまりにファンになりすぎると星野リゾートを褒め称えてしまいがちですが、子連れでのリアルな体験を発信していきたいと思いました。
まとめ"星野ワールドに惹かれるワケ"
星野リゾートに関する書籍を読み漁る中で、どうしてこんなにも星野ワールドに引き込まれるのか、はっきりしました。
地域の魅力を、スタッフさん達のオリジナリティ溢れる手法で、楽しく伝えてくれるところに惹かれているのだと思います。
どの施設も、各地の文化への敬意と愛情がこもった手法で、毎回感動があります。
あまり関心のなかった地域にも星野リゾートがあれば行きたくなるし、自分の世界がどんどん広がる感覚がたまらなく嬉しいです。
星野代表や星野リゾートの各施設作ってきたスタッフさん、建築家の人々の熱い思いを知って、改めて魅力を感じました。
▼近々再訪したいお宿はこちら▼
おわりに
星野リゾートの旅本を読んでいたら、星野リゾートが大事にしている思いを知ることができました。
大好きな温泉そして温泉旅館を、後世にも残せるように、自分の子供にも温泉・温泉旅館の良さが伝わればいいなと願っています。
これからも星野リゾートをはじめ、日本各地のホテルや温泉旅館に宿泊し、リアルな宿泊記を発信していきたいと思います。
お付き合いいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。