子育て&旅ブログ よね

関東在住 30代看護師 0歳児子育て中👶 温泉旅行♨️ホテルステイ・読書・豊かな人生のための考え方・子育て記事を書いています。

【星野リゾート|界川治】 露天風呂付き客室宿泊記!里山の静けさに安らぐ宿

はじめに

こんにちは。

今回は星野リゾート界川治についてレポートします。

ストレスが溜まっていたコロナ禍の真っ只中に、母と二人でこっそり東京を脱出しようと計画し決行した旅でした。2020年12月宿泊時点での情報となります。

この記事では界川治露天風呂付き客室をご紹介しています。

※界川治は2024年9月で閉館しています。

 

星野リゾート界については過去記事にて紹介していますのでこちらもぜひ!

yonekotabi.com

 

アクセス

栃木県日光市川治温泉に位置する界川治。最寄りの野岩鉄道 川治湯元駅から徒歩15分ほどでした。駅周辺に飲食店やお店はほとんど見当たらず、人気のない道のりでした。

川治湯元駅から宿までは無料送迎バスもあり、所要時間は約5分です。電車の時刻に合わせて定期運行されています。

川治湯元駅前にて

露天風呂付き客室

今回は母へ日頃の感謝を込めてプレゼントした温泉旅行でしたので、より一層くつろげる露天風呂客室に宿泊しました。

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コロナ禍の旅行で当時は不安もあったため、プライベート空間での入浴は安心できました。

冬の冷えた空気の中、木々の景色に癒されながらじんわり温まる入浴タイムは最高でした。母とお互いの入浴写真を撮り合って大笑いしたのが良い思い出です。

客室露天風呂

お部屋に入るとまず飛び込んできたのがソファベッドです。大人一人横たわれるサイズのソファベッドが窓際に置かれており、景色を楽しみながらくつろげます。

ソファベッド

こたつ

ソファベッドの奥にはこたつがありました。こたつで読書、と行きたいところでしたが、母とのおしゃべりが止まらず捗りませんでした笑

こたつがある宿はこれまで泊まったことがないのでとても印象に残っています。

寝室

寝室は部屋が分かれていました。母は早く寝てしまったのですが、私は温泉宿では夜更かしするのが常です。そんな中、各々が明かりや物音を気にせず過ごせたので快適でした。

温泉

界川治の泉質はアルカリ性単純温泉です。大浴場では、大きな岩風呂にゆったりと浸かることができます。界の露天風呂の中でも特に広く、泳げそうなほどです。

界川治公式サイトより引用「大浴場露天風呂」

界川治公式サイトより引用「足湯」

界川治では足湯も楽しむことができます。食休みのタイミングでの利用や、子供を抱っこしながらの利用など、大浴場とは違う楽しみ方もできて良いですよね。

 

ご当地楽「烏山和紙の手漉き体験」

界ではご当地文化を体験できるアクティビティであるご当地楽が開催されています。

界川治のご当地楽「烏山和紙の手漉き体験」に参加しました。スタッフの説明を聞きながら、和紙を作成する予約不要かつ無料のアクティビティです。作成した和紙は木の板に貼り付けて乾燥させ、翌朝には完成です。

普段何気なく使用している紙ですが、昔は手間暇かけて作られていたという事実に気付かされる体験でした。現代では簡単に手に入れられ、手軽に使用できることにありがたみを感じます。

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他にも、きな粉作りを楽しめるご当地楽「手挽きの石臼体験」が開催されていました。こちらも予約不要、無料のアクティビティです。次回はぜひこちらの体験もしてみたいと思います。

ご当地楽「手挽きの石臼体験」 | 界 川治【公式】 | KAI Kawaji

日本酒飲み比べ

ロビーにて日本酒3種飲み比べの有料アクティビティがありました。スタッフのお姉さんが並々注いでくださったので、チェックイン直後からほろ酔いでした。

※2024年4月執筆時点では行われていないようです。

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広々としたロビーではお土産販売もされており、界オリジナルのご当地土産がたくさんありました。大豆を使用した珍しいクラフトビール「里人の宴」があったので、ビール好きの夫に買いました。

craft-beer.life

お食事

界の夕食は17:30〜と19:30〜の2部制となっています。区画された半個室のような空間で、お食事を楽しむことができます。

基本的に担当のスタッフが一貫して食事や飲み物を運んできてくれます。マニュアル通りのお食事の説明だけでなく、雑談も交えながら楽しくお食事が進んでいきます。

スタッフと星野リゾートのお話をするのが個人的にとても好きな時間です。(←お仕事のお邪魔をしてすみません。)

夕食「宝楽盛り」

「宝楽盛り」とは地域ならではの器に、海の幸や山の幸を盛って提供されるメインディッシュです。地域食材や食文化を”宝”と称する、界オリジナルのネーミングが素敵ですよね。

”映える”ということもあり、宝楽盛りが運ばれてくるタイミングで、スタッフが記念写真の撮影をしてくれます。界の嬉しいサービスのひとつです。

夕食の土鍋ごはん

土鍋ご飯には鰤が入っており、優しい味付けでした。2人で食べるには少し量が多いですが、食べ切れない場合は包んでもらうこともできます。

朝食のお膳


朝食のメインは鬼子蔵汁という川治の郷土料理でした。けんちん汁に具材が似ており、お野菜ときのこたっぷりで体に優しいお汁でした。朝からポカポカと温まります。

朝食「鬼子蔵汁」

▼鬼子蔵汁にまつわるお話も書いてありました。心温まる夫婦のお話しでした。

 

余談「キャンセル不可のはずが・・・」

星野リゾート界は基本的には予約時点からキャンセル不可です。もともと宿泊を予定していたのは6月だったのですが、未曾有のコロナ感染症拡大に伴い、宿泊をキャンセルするか迷っていました。

そこで宿に問い合わせたところ、半年以内に1度まで延期可と回答をもらい、12月に延期することにしました。その時が初めて星野リゾートのスタッフと直接お話しする機会だったのですが、こちらの不安が晴れるような丁寧な対応だったのを覚えています。感動のホスピタリティは電話1本からも感じられました。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

里山の静けさの中で、渓流のせせらぎと温泉に癒される宿、界川治。

文化体験に夢中になる時間も、日々のストレスから放たれる瞬間でした。

2024年9月に閉館してしまったのは残念ですが、旅の思い出は一生ものです!

最後までお読みいただきありがとうございました。