はじめに
こんにちは。
2022年6月に宿泊した、ホテル椿山荘東京についてレポートします。この時はまだ子供がおらず、母と2人で宿泊しました。
またお出かけしにくい梅雨の時期でも、館内に飾られたアート作品や歴史を感じる調度品などは見応えがあるうえ、庭園では雲海やほたる鑑賞を楽しむことができます。
都心の喧騒から離れて、心豊かな時間を過ごせるホテルステイがしたいという方にぴったりです。
ホテル椿山荘について
ホテル椿山荘は東京都文京区の、歴史ある庭園の中に佇むホテルです。
ホテル椿山荘の周辺は1300年代から椿が自生する景勝の地として、「つばきやま」と呼ばれていたそうです。明治時代の政治家であった山縣有朋が私財を投じてこの地を購入し、庭園と邸宅を作り「椿山荘」と名付けたとのこと。
滞在中、長い歴史の中で大切に残されてきた庭園を夕に朝にと散策することができ、都心にいるとは思えないほどリラックスできました。
アクセスについて
最寄り駅の有楽町線江戸川橋からは上り坂で、公式サイトには徒歩10分とあるのですが、最短ルートで歩いても15分ほどはかかった印象でした。
じめっとした季節ということもあって、かなり汗だくになりました。母を迎えに行く時はタクシーを利用しました。
お部屋
母と2人での滞在だったので、ツインルームに宿泊しました。花柄のカーテンが上品で可愛いお部屋でした。書き物や読書をしたくなるような上質な椅子と机がありました。
周りには高層ビルなどがなく、視界が開けていました。私たちはシティビューでしたが、庭園に面したお部屋からは雲海を望むことができます。
梅雨時期だったので曇っていましたが、窓が大きいので開放感がありました。
ベッドサイドのライトも素敵でした。折り鶴がさりげなく置かれており、和の心遣いが感じられて感動しました。
クラシカルな館内
エレベーターホールや客室へと続く廊下も、クラシカルな雰囲気でうっとりしてしまいます。
照明や絵画、調度品の一つ一つが上品です。細やかなところにもホテル椿山荘の世界観が表現されていて素敵でした。
広々とした庭園
庭園はとにかく広いです。ホテルの中庭で、地図を見ながら今どこにいるか確認しながら歩くのは初めての経験でした。
小雨が降っていたのですが、お庭への出口で傘を貸してくれます。
またタオルも用意されていたので、濡れた手を拭けて便利でした。上質なホテルでの滞在は、細やかな気配りがあって快適だなと思いました。
雲海
1回あたり約3分の雲海は、1時間に1回程度の頻度で出現するため、朝から夜まで何度も見ることができます。また早朝と夜には、庭園の4分の3を覆う大雲海も見ることができました。
夜のライトアップした雲海も、朝靄の中での幻想的な雲海も、どちらも素敵でした。庭園は1000灯ものライトで照らされているそうです。
大雲海では前が見えないほどの霧が立ちこみ、異世界感に包まれます。
ほたる鑑賞
公園内にほたるが多く生息している場所があり、ほたる鑑賞することができました。ちかちかとさりげない光を放つ、たくさんのほたるが見えた時は感動しました。(動画撮るのに夢中で、写真を撮り忘れました…)
ほたるを見るには5月下旬から6月中旬が見頃とのことなので、梅雨時の滞在がおすすめです。都心でほたるが見られる場所はかなり珍しいですよね。ホテルでほたる鑑賞、滅多にできない貴重な体験でした。
七福神巡り
庭園内には七福神がいて、七福神巡りを楽しむことができました。夜はライトアップされていて趣があります。
歴史を感じる御神木
庭園内には樹齢500年、高さ20mの巨大な御神木があり、思わず拝みたくなってしまいました。東京大空襲をも生き抜いたそうです。
伊東から直送される温泉
大浴場、プール、フィットネスジムは4400円で全て利用することができます。
伊東から直送される温泉に浸かることができ、サウナもあるので追加料金の価値は十分あると思いました。浴槽はこじんまりとしていましたが、平日だったということもあるのか夜も朝も混雑はしていませんでした。
自然光の差し込むプール
プールは自然光が差し込み、緑も見える美しい空間でした。レンタル水着のサービスも有料ですがありました。
朝食
朝食は和食と洋食の2択から選ぶことができます。和食は日本料理の「みゆき」にて、洋食はイタリアンレストラン「イル・テアトロ」にていただきます。お部屋から出たくないという場合には、お部屋食を選ぶこともできます。
館内には他にもレストランやカフェがあり、結納などの記念日や接待などのシーンで利用されているようです。
朝食は和食レストラン「みゆき」にていただきました。ご飯はお代わりさせてもらえたので、そんな時には二杯目をいただくのがお決まりのパターンです。お魚がとっても美味しかったのが印象的でした。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
椿山荘は都心にありながら、歴史ある広い庭園があり、雲海のライトアップを見ることができたり、伊東から直送している温泉に浸かることができたりと、心豊かなホテルステイができました。
ほたるが見頃を迎える梅雨時期は、特におすすめですので、気になる方はぜひ公式サイトで最新情報をチェックしてみてくださいね。