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【人間関係】結婚3年目の本音「理解し合えないことを理解する」

※この記事はアフィリエイト広告を含んでいます。

はじめに

こんにちは。

今回は人間関係に関しての悩みとその解決案について

書いてみたいと思います。

私は結婚3年目、0歳の子供1人がいる育休中の30代女です。

最近、「夫婦って何だろう?どうして分かり合えないのか?」

と考えさせられる事件が起こりました。

そしてそこから導き出された私の結論は

「理解し合えないことを理解して、程よい距離感で隣にいる」

というものでした。

パートナーとの人間関係についての一つの考えとして、お読みいただけたら幸いです。

理解し合えないこと

ずばり、不摂生をやめない夫が理解できずにいました。

夫婦といえどもとは他人、理解し合えないことがあるのは理解していました。ただ、話し合いをすれば少しは歩み寄れるのではないかと思っていました。

夫は独身の頃からラーメンやカップ麺、ビールを多く摂取していました。

結婚して野菜中心の食事を私が提供したり、話し合いをしたりすることで、生活習慣が変わるかなという期待は、ただの幻想でした。

実際には、子供が生まれてからもラーメンの頻度やビールの量が増えていき、血液データ的にも問題を抱えていました。

私は看護師で、生活習慣病の患者さんと関わることが多かったので、この生活が続けばどうなるか色々想像がついてしまい、彼の不摂生をどうにかせねばと焦っていました。

しかし水分摂取を促しても、「ビールを美味しく飲むためだ」とか、「ビールも水分だからいいのだ」と聞いてもらえませんでした。

家庭ができ、子供ができても自分の健康に目を向けようとせず、妻の意見を蔑ろにしているのも理解できませんでした。私のアドバイスを素直に受け止めて、何か一つでも良いので、自分の行動に取り入れて欲しかったのです。

不摂生の裏側にあるストレスやストレス発散方法について、目を向けて話し合おうとしたこともありました。それでも好きな食事を摂ることが、一番のストレス発散なのだと夫は意見しており、平行線のままでした。

理解し合えないのは当たり前

理解できなくて悩んでいた時に出会ったのが、

養老孟司先生の「ものがわかるということ」という本でした。

「通じないという前提から始める」の中で、

家族となると、お互いの「わかってほしい」度合いがぐっと上がってくるから、「どうしてこの程度もわかってくれないんだ」と相手に理解を求めてしまうことになる。

でも、外国に行った時のように、”通じない”ということを前提にすれば、どうやったら通じ合えるかなんて、悩む必要がない。日常でも、「なんとなく」のコミュニケーションを上手にやればいい。

ということを養老先生は言っています。

 

結婚した相手とはいえど、もとは他人であり、前提が違うから理解し合えないのは当たり前。わかってほしいと強く思うだけ無駄だと思うようになりました。

そこで、私は夫に「水をもっと飲んだら」とか「ラーメンの頻度を減らしてみたら」「血圧を測ろう」などと具体的に言うのをやめることにしたのです。

時々「健康を害したら将来困るから気をつけようね」などと話す程度に肩の力を抜きました。

ある日起こった悲劇

そんな中、夫は先日、ある病気を発症しました。尿路結石でした。

医師から言われたのは、「水を飲んでいましたか?」ということ。

東京女子医大のサイトによると、

”食生活が大きく影響していると考えられ、肉類や糖質の過剰摂取、カルシウム不足、過度の飲酒などが原因として考えられる”

ようです。特に夫はラーメンの頻度・ビールの量が度を超えており、水分も控える習慣があったため、今回の結石は不摂生によって引き起こされた可能性が十分高いです。

医師によると夏場は特に発症者が多いみたいです。汗をかくので、体がさらに水分を必要としますしね。

仕事帰りの途中に激痛で動けなくなってしまった夫。自宅で子供をみていた私は、LINEで夫から「激痛。全身が硬直して動けない、救急車をはやく呼んでほしい」というヘルプメッセージを受け取り、何が起こっているのかもわからず顔面蒼白でした。

結果的には大事に至ることなく、日帰り治療で終了することとなり、日が変わる頃には帰宅できました。

そしてその翌日から、別人のように水を飲み、お酒を減らすようになったのです。本人が痛みを文字通り”痛感”したことで、いとも簡単に行動が変わりました。

相手は変えられない

これまで夫は、私が家族のため、本人のために健康でいてほしいことを度々伝えても変わりませんでした。

ただ、好きな食事を好きなように摂ることが大事な相手の価値観だから、それを変えようとしていた自分に奢りがあったのかもしれないと今は思います。

相手が変わるには本人が本気で必要性を体感し、腹落ちする必要がありました。

彼にとっては私の説明では足らず、痛い目に実際にあうことで、行動改善の必要性について理解できたのだと思います。

同じ方向を向いて歩く存在

最近は、夫婦は必ずしも理解し合う必要はないかなと思うようになりました。

分かり合えないことを前提として、できるだけお互い話し合いをして納得できる形で、同じ方向を向いて支え合いながら隣を歩ける存在でありたいと願っています。

それがお互いを尊重するということなのかもしれません。

(理想像)

理解できないことはありますが、これまでの人間関係の中でも、夫といることで居心地の良さは感じているのは確かです。 

たまに笑い合えたり子供を一緒に可愛がったり、一緒に温泉に行ったり。

そんな毎日をできる限り長く続けたいと思う日々です。

時々距離を置く

理解し合えなくて辛くなることは正直あります。

本当は将来のことをもっと話し合いたいけど、彼は少し先のことは今は考えたくないというタイプです。先回りして考えたい私としてはイライラしてしまうことがあります。

不摂生の件も、妻としての主張はほとんど尊重されていなかったこと、緊急事態の後も開き直った態度を取られたことがショックでしたし、今も理解はできないです。

一方で、相手にとっても私の考えが理解できないことはきっとたくさんあるでしょう。

相手の価値観だから尊重し合わないといけないと頭でわかっていても、余裕がないと喧嘩になってしまうことは往々にしてあります。

そんな時は実家で過ごさせてもらうとか、家にいても別の部屋で過ごして、あえて距離を取ってクールダウンすることも重要なのかなと思うようになってきました。

一人静かに過ごす時間も大切にしたい

プランBを用意しておく

彼が健康を損なうような食生活を続けていて、将来辛い目にあうのが時間の問題だと思っていました。

そうなったら、本人が痛い思いをするのももちろんですが、小さい子供もいるので、生活が一変してしまうことも不安でした。それで自分の健康に気を遣って欲しくて、わかり合おうとしたのでした。

理解し合えず不安になってしまうことへの対策として、他のプランを用意しておくのが安心材料だと思うようになりました。

一番は、誰か頼れる人を探して相談しておくことかなと思っています。

頼ることを前提にするのは図々しいかもしれませんが、自分ができることを常々やり、感謝をすることで、きっと困った時には身近な誰かが手を差し伸べてくれると信じています。

あとは自分が副業を軌道に乗せるとか、二人で話し合って節約&資産運用を強化するとか。別のプランを用意し、備えることで不安を軽減したいと思っています。

おわりに

結婚3年目に起こった出来事を通して、「理解し合えないことを前提として、どれだけ相手を尊重できるか」という課題が見つかりました。

今回の件でかなり落ち込んだのですが、自分に足りないものを受け止めて、前進し、進化していくことを考えていきたいです。

パートナーとの在り方で悩むことは誰しもあると思います。どなたかにとって、これらの考えが何か参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。